急に顎が痛くなったり、口が開きにくくなった時、みなさんはどうしていますか?
「何したらいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?
なんとなくゴリゴリしてみたり、痛すぎて薬を飲むとか。
急に口が開かなくなった時の応急処置についてお話します!
応急処置なので、ひどくなる前に歯医者さんや口腔外科さんへ相談してください!
開かなくなる理由
- 顎関節症
- 親知らず周囲の炎症
- 外傷性(転んで顎をぶつけたなど)
顎関節症は、咬筋の過緊張、関節円板のズレなどが原因で起こります。ひどい場合、開口障害が出て、口が開かなくなります。
対処法
顎関節症に対する対処法のご紹介です。奥歯や歯茎の腫れが無くて、顎をぶつけたりしていない場合は、ぜひ実践してみてください。」
- 安静にする
- 痛みが酷い場合は鎮痛剤
- マッサージ
- 咬筋のストレッチ
1つずつ解説しますね。
安静にする
痛みがあって気になる時に、やってしまうのが「どこまで開けたら痛くなるか」「どこまで開けられるか」を何度も確認してしまうことです。
顎が痛くて口が開けられない時は、何度も確認せず安静にしましょう。
食事は、柔らかい食べ物を選んで、ゆっくり優しく噛むようにしましょう。
痛みが酷い場合は鎮痛剤
痛みが酷くて眠れない、集中できない時は鎮痛剤を。ただし、痛みが減っているだけなので「治った」と思って生活しないように注意してください。
めちゃくちゃ痛いけど、仕事・学校があって歯医者さんに行けない時の対処法ですね。
咬筋のマッサージ
痛みが少し落ち着いてきたら、軽いマッサージをしましょう。あくまで《軽く》です。
痛いほどのマッサージ厳禁!!筋肉を痛めるだけです(;´∀`)
「心地よい」、または「物足りないな〜」くらいです!
咬筋マッサージ
中指・薬指で咬筋(赤いところ)をくるくるマッサージしましょう。

側頭筋マッサージ
人差し指・中指でこめかみ、側頭筋(赤いところ)をくるくるマッサージ。

咬筋のストレッチ
これも痛みが少し落ち着いてから行ってください。
大きく口を開ける運動です。

簡単なようで意外と難しいです(;´∀`)
まずは、痛みのない範囲で思いっきり開けましょう!!5〜10秒間開けて、いったん閉じるを3〜5回繰り返しましょう。
最近のマスク生活のおかげで口を大きく開けることが極端に減っています。顎の痛みがなくなっても継続すると、顎がシャープになるかもッ!
気を付けること
今回の対処法は、応急処置です。この対処法で完治はないので、歯医者さんへ行く時間を作ってください。顎関節はたくさんの筋肉が取り巻いています。自己判断に任せず、専門家に相談してください!
マッサージ、ストレッチは、絶対に無理やりやらないでくださいね!美顔ローラーもやりすぎて、肌を痛めたり、筋肉に炎症が起こるそうです。
マッサージ、ストレッチは「心地よい」「少し物足りない」を目指してください!
対処法が参考になれば嬉しいです!
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