
あごがめちゃくちゃ疲れるんだけど、私ヘンなのかな?

私もあご疲れる時あるよ!ご飯の食べすぎで疲れるのかな?

食べすぎかぁ〜。最近顔が太ってきたから、ありえるかも。
という会話をカフェで聞いたことがあるので、調べてみました!
あごが疲れる・重い・だるい等は、ご飯食べすぎではなく噛み締め過ぎが原因だそうです。
そして、顔が太ってみえるのも《噛み締め》が原因のことが多いようです。
《噛み締め》が原因で起こる弊害がたくさんありました…
「あごが疲れる・重い・だるい」方や、顔だけ太ってきたと悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください(*^^*)
私はキャベツの千切り中に、めちゃくちゃ噛み締めていました〜。
あごが疲れる理由は噛み締め
「あごが疲れる」と言いますが、実際には咬筋が疲れているんです。
咬筋は、上あごと下あごを繋いでいる筋肉ですね。
「あご・顎関節」についてはこちらのページへ。
咬筋も体の筋肉と同じで、使いすぎれば疲れるし、トレーニングすればマッチョになれるんです。
マッチョは嬉しくないけれど。
本来、噛む行為や上の歯と下の歯が接触するのは会話と食事する時だけで、1日でトータル15分〜20分程だそうです。
24時間中15〜20分て、かなり短いですよね…
ここで誤解されるのですが、上下の歯の接触と聞くと思いっきり噛みしめている時と思われますが、噛みしめていなくても、上下の歯がくっついていることが接触です。
接触することで、咬筋のトレーニングが始まってしまうのです。ほぼ無意識に。
このブログを読んでいる今、上下の歯はくっついていませんか?
上下の歯をくっつけてしまう癖をTCH(上下歯列接触癖)と言います。
TCHによって「あごが疲れる、重い、だるい」などの症状が出てきてしまいます。
佐藤歯科医院
TCHによって起こること
TCH(上下歯列接触癖)によって、咬筋が常にトレーニングされる状態になると、咬筋はどんどん発達していきます。
筋トレすると筋肉は大きくなりますよね。
咬筋がマッチョになると、顔が大きく見えたり、エラ張りが気になったり、たるみなども出てきてしまします。
顔だけに、弊害が起こるわけではなく、口腔、歯、首や肩にも影響が出てきます。
- 歯茎へ負担がかかり、知覚過敏や歯周病になりやすくなる
- 歯が割れやすい、詰め物が取れやすい
- 口内炎ができやすい
- 舌筋が衰えるため、唾液の分泌が悪くなり虫歯や口臭、いぶきが増えやすくなる
- 頭痛・肩こり
思い当たるところはありますか?
TCHの見分け方
「上下の歯、離れていますか?」と、突然聞かれてもわかりませんよね。
簡単な見分け方をご紹介します!
姿勢を正しくして正面を向き、口を軽く閉じます。
大崎オーバルコート歯科室
その状態で上下の歯が接触しないように軽く離してください。どんな感じがしますか?
□口のあたりに違和感がある
□そのまま5分間維持できそうにない
どちらか当てはまればTCHの可能性があります。
違和感やすぐ歯を付けたくなったら、TCHの可能性大です。
どうでしょうか?
違和感などがある場合は、もしかしたら舌圧痕もあるかも
舌圧痕は、舌の両サイドに歯の跡があることです。
鏡で確認してみてくださいね。

TCHだった時の対処法
上下の歯を離すことしかないようです。
必要があるときのみ、歯をつける。
簡単なように書いてますが、大変なんです。
日々の中で、《食事》《会話》《飲み込む時》以外で上下の歯が少しでも触れ合っている時を見つけてください!
PC作業中、勉強、会議や移動中の車や電車。
私のように料理中や、ゲーム中など。
きっと色々な場面で上下の歯を付けていると思います。
大切なことは気づきです。
気づけたら、口を閉じて歯を少し離す。
やってみましょう!!
合わせて、暇な時には口を大きく開けましょう!
「あ」の口で10〜30秒キープ!
咬筋のストレッチです(*^^*)
あごが疲れやすい&顔だけ太ったと思った時には、TCHを疑ってみてください!
早くあごの疲れから開放されますように(*^^*)
簡単なあご周りのマッサージ・エクササイズはこちらへ
コメント